頻尿に対する治療

高齢になり、頻尿に悩まされている方は多いです。就寝中に数回に渡り、トイレに起きるというのは、夜間頻尿の顕著な症状かと思います。

頻尿の原因としては、加齢により膀胱自体が硬くなり、尿をためる容量が少なくなっていることが、大きいと思います。

かくいう私も頻尿に悩まされましたが、毎日のケアで、夜間頻尿は改善され、今では、就寝中のトイレの回数は、0か1といったところです。経験から基づく対応を示します。


<頻尿の対応策>

1、下腹部へのお灸・・・恥骨結合(男性であれば、性器のすぐ上)とへそを結ぶ長さを1  

    とした場合、恥骨結合から5分の1上がったところにお灸をします。

    薬局でも台座付きのお灸を売っていますので、毎日1~2個ほど実施します。

    1~2カ月ほどで効果が出てくると思います。

    自分で灸をひねる方は、毎日5壮程度でOKです。

2、ツボへのお灸・・・手のひら側ではなく、手の甲側の手首に灸を毎日1~2個ほど実施し  

    ます。陽池(ようち)というツボがあります。具体的には、手首上で、手首の真ん

    中より、1cm程度小指側にいったところ。


3、下腹部に鍼・・・ これは、鍼灸師しかできませんが、膀胱に刺激を少し入れるため  

    に、下腹部に鍼を打ちます。痛くはありませんが、これも効果あります。


上記1~3の1だけでも十分効果がありますので、ぜひ、やってみて下さい。





大西鍼灸・あん摩・マッサージ・指圧院

患者様とじっくり向き合い、患者様にとって最適な手法で心身の健康を追求しようという、治療院です。ぜひ、お越しください。

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